山本義徳先生はボディビル業界、およびパーソナルトレーナー業界において知らぬ者はいないといえるほどのレジェンド的存在です。マッスルブランド「VALX」を立ち上げたプロデューサーでもあり、数多くの製品に携わっています。
そこで本ページでは、山本義徳先生のプロフィールや経歴、ボディビルダーとしての成績、YouTubeやSNSでの活動内容などについて紹介します。さらに、山本義徳先生プロデュースのプロテイン・サプリメントも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
※なお、当記事で掲載している情報は2023年2月時点のものです。
山本義徳のプロフィール
まずは山本義徳先生の基本的なプロフィールを紹介します。
- 生年月日:1969年3月25日
- 血液型:A型
- 身長:171cm
- 体重:95kg
- 胸囲:135㎝
- ウエスト:72㎝
- 出身地:静岡県
- 出身校:早稲田大学政治経済学部
趣味は読書・クラシック音楽鑑賞・猫と遊ぶこと・旅行。マッチョな外見とは対象的にインドアの趣味が多いので、意外に思われた人も多いのではないでしょうか。
大学では政治経済を専攻、栄養学やトレーニング理論に詳しく「筋肉博士」の異名を持っていたりするなど、山本義徳先生にはインテリとしての側面もあります。
経歴
現在の姿からは想像できないかもしれませんが、山本義徳先生はもともと身体が弱く、運動より勉強や読書に励む少年だったそうです。
運動に興味を持ったきっかけは、小学校高学年から始めた部活動(陸上)でした。高校生の頃にはドラマの影響からラグビー部に所属されていましたが、ここでウエイトトレーニングに出会ったといわれています。
大学進学後はスポーツクラブでより本格的なウエイトトレーニングに取り組み、1991年開催のパワーリフティング大会で優勝するほどの実力を身に付けられました。これを契機にボディビルダーとしての活動をスタートし、国内外の大会で好成績を収められてきたのです。
山本義徳先生は長年ボディビルダーとして第一線を走り続けてきましたが、2005年の大会優勝後にボディビルダーを引退されました。
引退後もボディビルで培った経験やトレーニング理論を活かして、世界で活躍するトップアスリートの指導にあたったり、書籍を出版したりするなど、多方面で活躍されています。
現在の活動
山本義徳先生は現在、株式会社レバレッジのマッスルブランド「VALX」のプロデューサーとして、数多くの製品の監修をおこなわれています。プロテインやサプリメントはもちろん、ダンベル・シェイカーボトル・トレーニングマットなど、プロデュースされた製品はさまざまです。
さらに、同社が運営するスクール(カレッジ)の総監修・講師活動にも携わっており、後進の指導・育成に励まれています。現役パーソナルトレーナーのなかには、山本義徳先生から直接指導を受けたという方も少なくないでしょう。
YouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」での動画投稿をはじめ、情報発信者としても活動されています。有用な情報がたくさん発信されているので、こちらも見逃せません。
山本義徳のボディビルダーとしての成績について
「ボディビル業界の生けるレジェンド」といっても過言ではない山本義徳先生ですが、実際にどのような成績を収められてきたのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、ボディビルダーとしての華々しい成績も紹介します。
大会成績
山本義徳先生は19歳で初めてボディビル大会に出場し、いきなり3位入賞という成績を収めました。
1994年には「東京都ボディビル選手権」で見事優勝されましたが、まだまだ満足できなかったようです。当時はボディビルダーというと海外の選手が主流であり、日本の選手は今ほど活躍していなかったためです。
そこで、山本義徳先生はトレーニングや食事を徹底的に見直し、さらなる肉体強化を図りました。そして、以下のような海外のボディビル大会に出場し、2度の優勝を果たされたのです。
- 1995年:IFBBミスターアジア(ライトヘビー級)3位
- 1998年:NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ライトヘビー級)優勝
- 2000年:NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ヘビー級)4位
- 2001年:NPC アイアンマン・チャンピオンシップス(ヘビー級)6位
- 2003年:NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級)4位
- 2005年:NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級)優勝
特に1998年のライトヘビー級優勝、2005年のヘビー級優勝は日本人初の偉業であり、山本義徳先生がレジェンドと呼ばれる所以といえるでしょう。
ベンチプレスの重量
山本義徳先生は高校生の頃からウエイトトレーニングを始めましたが、特にベンチプレスが得意だったといわれています。一般的な男性が初めてベンチプレスをおこなう場合、限界重量は40kg程度とされていますが、山本義徳先生はいきなり80kgをクリアしたそうです。
全盛期となる26歳の頃には、ベンチプレスのMAX重量がなんと260kgまでアップしていました。一般的な男性より6倍以上の重さを上げているといえば、どれほど凄いことなのかわかるでしょう。
ベンチプレスに関するエピソードやトレーニング方法は、以下の記事でも詳しく解説しています。
<関連記事>

山本義徳のYouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」とその他SNSについて
山本義徳先生はトレーナーやプロデューサーとして活動するかたわら、インターネットを通じてトレーニングや健康管理に役立つ情報をたくさん発信されています。
そこで、どのような情報が投稿されているのか、メディア別にまとめました。
YouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」
YouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」では、効率的なトレーニング方法の紹介やダイエットのノウハウ解説など、さまざまな動画が投稿されています。チャンネル登録者数は2023年2月時点で63万人を突破しています。
特に再生回数が多い人気動画をピックアップしたので、こちらもあわせてご覧ください。
【腕立て伏せ】実はベンチプレスよりも大きくなる!?プッシュアップの効果的な3つの鍛え方【大胸筋】
再生回第1位(約234万回、2023年2月時点)は、より効果的な腕立て伏せの方法を紹介する動画です。身体にかかる負荷が大きい分、ベンチプレスより高い効果が期待できるといわれています。
【筋トレ】落ちにくい腰肉を燃やすために最適なトレーニングが判明!お腹周りを絞りたい方にオススメです【ダイエット】
再生回数2位(約170万回、2023年2月時点)は、腰肉のなかなか落ちない脂肪を今回は狙い撃ちしたトレーニング動画です。お腹の余計な脂肪はこのトレーニングで落としてしまいましょう。
【背中トレ】絶対に背中を大きくするチンニングの正しいやり方とは【懸垂】
再生回数3位(約167万回、2023年2月時点)は、背中を鍛えられるチンニングに関する動画です。正しいやり方を紹介するとともに、上級者向けのチンニングも公開されています。
山本義徳先生に関するInstagramのアカウントは2種類あり、それぞれ異なる情報が投稿されています。アカウント別に紹介するので、投稿内容をご確認ください。
【VALX 山本義徳】(yoshinori_program)
この投稿をInstagramで見る
Yoshinori Yamamoto(berserker325)
この投稿をInstagramで見る
こちらは山本義徳先生のプライベートを中心に公開しているアカウントです。普段の食事を撮った写真や友人とのツーショット、飼い猫のかわいい写真など、ちょっとした日常風景が投稿されています。
プロテインの紹介やセミナーの告知などもおこなわれているため、そちらも要チェックです。
山本義徳先生はTwitterアカウントもあり、ユーザー名は「@claymoreberserk」です。日頃のちょっとしたつぶやきからトレーニングに役立つ知識、健康に関する話題など、さまざまな情報が投稿されています。
さらに、キャンペーンやセールの告知、クーポンコードの配布などおこなわれているので、そちらも見逃せません。
ほかのユーザーの投稿をリツイートすることも多く、有益な情報が飛び交っているため、Twitterのほうも定期的にチェックしたいところです。
そのほか、フォロワーから質問された場合、回答してくれることもあるようです。実際に回答が返ってくるかどうかは、そのときの気分や質問内容によるとのことですが、知りたい情報があれば質問してみても良いでしょう。
ブログ「カラダの改造、お任せあれ」
こちらは山本義徳先生のオフィシャルブログです。文字どおり肉体改造に役立つ情報がたくさん投稿されているので、トレーニングやダイエットに取り組んでいる人はぜひご覧ください。
上記で紹介したYouTubeやSNSほど投稿頻度は高くありませんが、トレーニングのノウハウや注意点、ダイエット中の食事方法など、情報の有用性は同じくらい高いといえるでしょう。
さらに、スルー力の鍛え方や精神的疲労の改善など、メンタル面に言及する記事も投稿されているため、そちらも注目すべきポイントです。メンタル面を整えれば、肉体のトレーニングにも良い影響が期待できます。

山本義徳著の書籍について
山本義徳先生は自身の経験を活かして、以下のように数多くの書籍を出版されています。
- 最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
- 体脂肪を減らして筋肉をつけるトレーニング
- かっこいいカラダ origin
- かっこいいカラダ NEXT STAGE
- かっこいいカラダ the best
- 炭水化物のすべて: 山本義徳 業績集1
- タンパク質とアミノ酸 前編: 山本義徳 業績集2
- タンパク質とアミノ酸 後編: 山本義徳 業績集3
- 脂肪酸とケトン体 ~糖質制限ダイエットの科学: 山本義徳 業績集4
- 活性酸素とスカベンジャー: 山本義徳 業績集5
- ビタミンのすべて: 山本義徳 業績集6
- ミネラルのすべて: 山本義徳 業績集7
- 山本義徳 業績集8 筋肥大・筋力向上のプログラミング
- ウェイトトレーニングのテクニック: 山本義徳 業績集9
- 部位別トレーニング法 -胸と背中、腹編-: 山本義徳 業績集10
- 部位別トレーニング法 -肩と腕、脚編-: 山本義徳 業績集11
- ダイエット ‐理論編‐: 山本義徳 業績集12
- ダイエット -実践編- 山本義徳業績集13
- ウェイトトレーニング -理論編-
- アスリートのための最新栄養学(上)
- アスリートのための最新栄養学(下)
書店や通販サイトから購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
山本義徳プロデュースのプロテイン・サプリメントについて
山本義徳先生はたくさんの製品をプロデュースされていますが、やはり注目すべきはプロテイン・サプリメントです。世界を制したボディビルダーが監修しているだけあって、トレーニングの効率化やバルクアップに高い効果が期待できます。

VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト

「VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト」は、品質と成分にこだわり抜いたプロテインです。たんぱく質含有量90%以上のWPIプロテインを100%使用しているため、優れたバルクアップ効果が見込めるのはもちろん、身体に吸収されるまでのスピードが早くなっています。
WPIプロテインはWPCプロテインと違って乳糖をほぼ含んでいないため、消化不良が起こりにくいこともメリットです。牛乳特有の風味もないので、牛乳が苦手という人でも飲みやすいでしょう。
加えて、以下のようにフレーバーの種類が多いことも見逃せません。
- プレーン味
- チョコレート風味
- ストロベリー風味
- ライチヨーグルト風味
- バナナ風味
- 抹茶風味
水に混ぜるのはもちろん、豆乳やジュースに混ぜてもおいしく召し上がっていただけるでしょう。
製造はすべて国内のGMP認定工場でおこなわれているため、安全性・信頼性も非常に高くなっています。「これぞプロテイン」と呼べるほど丁寧に製造されているので、ぜひ一度お試しください。
プロテインについての詳細や飲み方などは、以下の記事でも詳しく解説しています。

VALX EAA9

「VALX EAA9(イーエーエーナイン)」は、身体づくりに欠かせない必須アミノ酸(EAA)を配合しているサプリメントです。たんぱく質は20種類の物質から構成されていますが、そのうち以下の9種類は体内で生成できない必須アミノ酸となっています。
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- フェニルアラニン
- トリプトファン
- ヒスチジン
- リジン
- トレオニン
- メチオニン
これらは食事やサプリメントによって摂取しなければなりませんが、VALX EAA9ならバルクアップに必要なBCAAも含めて、一度にまとめて摂取できます。他社の製品と比べてBCAAの含有量が多いうえ、トレーニングに特化した配合比率で開発しているため、確かな効果が期待できるでしょう。
さらに、粉末を水に溶かすだけで飲めるため、どこでも摂取できることもメリットです。シトラス風味・コーラ風味・パイナップル風味と3種類のフレーバーがあるので、好みに合わせて選択できます。
また、アンチドーピング認証を取得している製品なので、安心してお使いください。

EAAについての詳細や飲み方などは、以下の記事でも詳しく解説しています。

VALXクレアチンパウダー

「VALXクレアチンパウダー」は、筋肉の収縮に欠かせないエネルギーであるクレアチンを原料に使ったサプリメントです。人間が運動するにあたって、クレアチンは極めて重要なエネルギー源であり、トレーニングの成否に関わるといっても過言ではありません。
純度99.9%のクレアチンモノハイドレートを使用しているので、少量摂取するだけでクレアチンをしっかり補給できます。トレーニング中のワークアウトドリンクに5g、トレーニングをしない日は1日3回食後に1~2g摂取すればOKです。
クレアチンの体内貯蔵量が増えると、筋肉に十分なエネルギーが供給されるようになります。その結果、トレーニングのパフォーマンスも上がるため、より効率的に筋肉を鍛えられるでしょう。実際、山本義徳先生も長年にわたってクレアチンを愛用されています。
なお、こちらの製品もGMP認証工場で製造されており、品質管理や純度試験がきちんとおこなわれているため、安心してお使いください。
なお、山本義徳プロデュースのプロテインやサプリメントについては、以下の記事でほかの商品もご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
クレアチンについての詳細や飲み方などは、以下の記事でも詳しく解説しています。

まとめ
日本のボディビルダーを語るにあたって、山本義徳先生は決して欠かせないレジェンド的存在です。ボディビルダーを引退したあともトレーナーの育成に励んだり、プロテインやサプリメントの監修に携わったりするなど、さまざまな方面で活躍されています。
山本義徳先生はインターネットで積極的に情報を発信されているため、今なら豊富な経験・知識に基づくノウハウを手軽に学ぶことが可能です。ぜひYoutubeやSNSをこまめにチェックしてみてください。
