トレーニング

筋トレ前の”ストレッチ”は行わないほうがいい?山本義徳氏が解説!

トレーニング前にストレッチ、良かれと思って行なっていませんか?実はそのストレッチ、逆効果なのです。その理由について山本義徳氏が徹底解説!ぜひ、ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=xURt4RVbsD8

ストレッチについて

ストレッチと言っても大きく3つの種類に分けられます。

・スタティックストレッチ(静的ストレッチ)

伸ばした状態で止める、一般的なストレッチのこと

・ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)

ラジオ体操のように動かしながら伸ばしていくもの

・PNF

リハビリ等で用いられる

静的ストレッチは逆効果?

関節の可動域が大きい方が怪我をしやすいという報告もある。

一般的に、運動する前に体を伸ばしたりしてストレッチを怪我の予防のために行なっていると思うが、怪我の予防にはならないということは研究によってはっきりしている。

また、もう一つ。静的ストレッチは筋力を落としてしまうというような報告も最近出てきている。

なぜ、筋力が落ちてしまうかというと「筋肉を伸ばすと、その伸びた状態が普通」だと思ってしまう。伸びた状態が普通だと思うと縮む時にうまくいかなくなる

ウォームアップに適したストレッチは?

動きのあるストレッチは、それほど筋力の低下を起こさない。

つまり、動きのあるダイナミックストレッチ(ラジオ体操、ブラジル体操)はオススメできる。

PNFストレッチの活用法

筋肉の効きをよくすることができるPNFストレッチ。

筋力が低下する可能性はあるが、例えば背中の筋肉がうまく効かないという人がPNFストレッチを背中に先にやってそのあと背中のトレーニングをする、そうすると普段は効かない背中のトレーニングが効くようになる。

寝る前のストレッチは良くない?

ストレッチはやることによってどちらかというと体を興奮させる。寝る前にストレッチをやるよりも朝起きた時にストレッチをして目覚めをよくするといい。

ただ、朝起きてすぐというのは少し体温が下がっており、体が冷えた状態で伸ばすのはあまり良くないということもあるので少し体温が戻ったところで、ストレッチを軽く行うといい

まとめ

・静的ストレッチはあまりオススメしない

・ウォームアップにストレッチを行うなら動的ストレッチ

記事監修者 情報

山本 義徳(やまもと よしのり)

静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル『山本義徳【筋トレプログラム】』を開設。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)

【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。

【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/

....