インスリン=太る?
血糖値や糖尿病を気にしている方は、インスリンという言葉を聞いたことがあると思います。インスリンの働きが筋肉の発達に関係しているんです!
こんな人におすすめ
▶︎血糖値が気になる人
▶︎バルクアップしたい人
▶︎ダイエット中で体脂肪が気になる人
筋肉のために欠かせないホルモン=インスリン
インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモン
血糖値を上げるホルモンはたくさんある。
下げた血糖は筋肉や脂肪や肝臓といった様々な体の組織に行く。つまり、インスリンは血液中の栄養を体のいろんな組織に運び込むホルモン。
インスリンヒエラルキーとは?
インスリンが出すぎると、栄養が脂肪の方に行ってしまう。だからインスリンを出しすぎると逆に脂肪が増えてしまう。
ただし、インスリンヒエラルキーというのがあり、ピラミッド型でインスリンが働く順番がある。本来、インスリンは筋肉に働く。次に肝臓、最後に脂肪。
インスリンヒエラルキーは運動しないと逆に働いてしまう可能性がある。筋肉に働いやすいというのはちゃんと動いてトレーニングしている場合。そうなると太りにくい。
インスリンを出して筋肉を増やすためにはしっかりとトレーニングして筋肉を働かせること。
インスリンの筋肉への効果
トレーニングをすると筋肉が物理的に収縮する。物理的収縮そのものがインスリンを働かせる。
血液の流れもよくなるので、足のトレーニングをすると足の筋肉にインスリンが働きやすくなるということでインスリンの働きを高めることができる。
インスリンの効果を高める方法
インスリンの効果を高めるためには、運動と栄養をとる必要がある。
特にアミノ酸でいうとアルギニン。ロイシンもインスリンを分泌する。ホエイプロテインはロイシンがたくさん入っている。なのでプロテインを飲むとそれだけでインスリンが活発になってくる。他にはミネラルで亜鉛だとかクロミウム、バナジウム、マグネシウム、ビタミンCなんかもインスリンの働きを高める作用がある。
こういったアミノ酸や微量栄養素を摂り、運動をして、しっかりと筋肉にインスリンを働かせるとうまく筋肉がついて脂肪をあまり増やさずにボディメイクができる。
まとめ
・インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモン
・トレーニングをすることで筋肉に働かせることができる
・インスリンを出しすぎると脂肪に栄養がいってしまう
記事監修者 情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル『山本義徳【筋トレプログラム】』を開設。
一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)
【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/
監修者情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下)
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。
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