プロテイン

初心者のためのプロテインの選び方

トレーニングで筋肉を作る効果を高めるために欠かせないプロテイン。

プロテインにはホエイやソイ・カゼインなど複数の種類があるため、トレーニング初心者にとっては、どれを選べば良いのか分かりにくい人も多いでしょう。

プロテインは種類ごとに特徴があり、目的によってプロテインを選ぶ事が大切です。

そこで今回はトレーニング初心者がまず覚えておきたい、プロテインの種類や選び方、意識したいポイントをご紹介します。

プロテインとは?

プロテインという言葉は、現在広く使われるようになりましたが、元々は英語の「protein」を指しています。proteinは日本語に訳すとたんぱく質です。

つまり、プロテインはたんぱく質そのものを指していることになりますが、日常的には、たんぱく質を補給するためのサプリメントを指して使われる場合が多いです。

特に多いのがたんぱく質を粉末化したサプリメントのプロテインで、筋肉をつけるうえで欠かせないことから、多くの人が愛用しています。

筋肉を作る材料としてたんぱく質は必要不可欠ですが、筋肉を作るために必要な量のたんぱく質を食事だけで摂る事は難しいのが現実です。そこで、効率よくたんぱく質を摂取できる方法としてプロテインが利用されています。

さらにプロテインは、食事に比べて消化吸収の負担が少なく、内臓に負担をかけにくい、血中のアミノ酸濃度を上げやすいなどのメリットもあります。筋トレのパフォーマンスをアップさせるためには、ぜひプロテインを摂取しておきたいところです。

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初心者向け!プロテインの選び方

プロテインはおもに、牛乳に含まれるたんぱく質を材料にするホエイプロテインやカゼインプロテイン、大豆を原料とするソイプロテインの3種類があります。

それぞれのプロテインには特徴があり、バルクアップ目的・美容目的・ダイエット目的などによって使い分けるのが効果的です。

以下で、目的別のプロテインの選び方をご紹介します。

バルクアップ目的ならホエイプロテイン

バルクアップを目的とするならホエイプロテインがオススメです。

牛乳に含まれる乳清(ホエイ)を原料に作られたプロテインで、吸収速度が速く効率が良いのが特長です。

またホエイプロテインには、筋たんぱくを合成するシグナルを送るバリン・ロイシン・イソロイシンを指すBCAAと呼ばれる必須アミノ酸が豊富に含まれています。摂取60分ほどで、一気に血中のアミノ酸濃度を最高レベルまで引き上げる事ができるため、バルクアップに効果的です。

バルクアップ目的であればホエイプロテイン一択といっても過言ではありません。

美容目的ならソイプロテイン

ソイプロテインは大豆が原料のプロテインです。ホエイプロテインやカゼインプロテインとは違い、植物性たんぱく質であるのが特徴です。大豆には女性ホルモンと似た働きのあるイソフラボンも含まれています。

ソイプロテインを摂取し、ホルモンバランスを整える事で、健康維持・増進をはじめ、美肌や美髪などの美容にも効果が期待できます。

ダイエット目的ならソイorカゼイン

減量・ダイエット目的の人には、ソイプロテインまたはカゼインプロテイン※が選択肢としてあります。

カゼインプロテインとソイプロテインは、ホエイプロテインに比べて消化や吸収がゆっくり進むので、腹持ちが良いというメリットがあるからです。

※カゼインプロテインはホエイプロテインと同じく牛乳が原料のプロテインで、牛乳の脂肪分や固形物を精製したたんぱく質です。

プロテインを活用した置き換えダイエットなどで、空腹感が我慢できない人は、カゼインプロテインかソイプロテインの利用を検討してみてください。ソイプロテインの場合、筋発達に良いアルギニンが多く含まれているので、筋肉を維持しながら減量したい人にはソイを特にオススメします。

参考:
初心者向けプロテインの選び方|江崎グリコ株式会社
魅力アップへ!理想のホルモンバランスに近づこう|株式会社ヤクルト本社
女性が輝く元気ホルモン「エストロゲン」|森永製菓株式会社

そのほか、プロテイン選びで意識したいポイント

プロテインを選ぶ際には、原料のほかにもチェックしておきたいポイントがいくつかあります。

たんぱく質含有量

プロテインを選ぶうえで気をつけたいポイントの一つは、たんぱく質含有量です。

プロテインは、たんぱく質含有量が多ければ多いほど、効率的なたんぱく質摂取ができるため、特にバルクアップ目的の人にとってはチェックしたいポイントです。

プロテインに含まれるたんぱく質の量が少ないと、1回に摂取するたんぱく質も少なくなってしまいます。たんぱく質含有量の多いプロテインと、少ないプロテインとでは、同量のプロテインを摂取したとしても、たんぱく質の摂取量に違いが出てきます。

たんぱく質含有量がなるべく多いプロテインを選び、効率的にバルクアップを目指しましょう。

価格

プロテインは、トレーニングをする日はもちろん、しない日も毎日欠かさず摂取を続けたいものです。そのため、コストパフォーマンスが良い価格かどうかも大切なポイントになります。

たんぱく質含有量をチェックし、たんぱく質含有量と価格のバランスの良いものを選びましょう。たんぱく質1gあたりの値段が安いプロテインがコストパフォーマンスの良いプロテインといえます。

WPCとWPI

ホエイプロテインには主に「WPC製法」と「WPI製法」の2つの製法があります。

WPC(ホエイプロテインコンセントレート)製法は、たんぱく質の純度が80%前後のプロテインで良く用いられる製法です。一般的に安い価格で販売されているホエイプロテインはこのWPC製法で作られているものがほとんどで、乳糖のほかにカルシウムやビタミンなども含まれているのが特徴です。

WPI(ホエイプロテインアイソレート)製法は、WPC製法よりたんぱく質の純度が高く、たんぱく質含有率が約90%のプロテインです。WPC製法よりも細かくろ過されているため、乳糖が除去されており、プロテインを飲んだ後にお腹が不調になる人(乳糖不耐症の人)でも安心して飲む事ができるプロテインです。

WPI製法のプロテインのほうが筋肉に必要な栄養が豊富に含まれているため、WPI製法のプロテインがオススメです。

飲み続けられる味か

プロテインを選ぶ際に、自分が飲み続けられる味なのかどうかも大切になります。

プロテインの摂取は基本的に毎日おこなうものなので、いくら品質が良いとしても味が好みでなければ飲み続ける事ができません。

プロテインにはチョコレート風味やストロベリー風味など、甘味のあるプロテインもあるため、自分が飲みやすい味を選ぶのが良いでしょう。

VALX ホエイプロテインについて

ここまでのプロテインの選び方を踏まえたうえでオススメしたいのが、『VALXホエイプロテインWPI パーフェクト』です。

『VALXホエイプロテインWPI パーフェクト』のたんぱく質含有量は、業界トップクラスの96.4%です。さらにWPI製法を用いて作られたプロテインなので、プロテインを飲むとお腹を下してしまう人でも安心して飲む事ができます。

これからトレーニングを始めるにあたって、プロテイン選びで悩んでいる人は、『VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト』を利用してみてはいかがでしょうか?

 

参考:ホエイ、カゼイン、ソイってなに?プロテインの種類について|江崎グリコ株式会社

まとめ

プロテインにはおもにホエイプロテイン・カゼインプロテイン・ソイプロテインの3種類がありますが、プロテインを取り入れる際には、まずは目的別にプロテインの種類を選びましょう。

バルクアップ目的であればホエイプロテイン、美容目的であればソイプロテイン、ダイエット目的であればカゼインプロテインかソイプロテインがオススメです。

プロテインを選ぶ際には、プロテインの種類だけではなく、たんぱく質含有量や価格・製法などの確認も大切です。

『VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト』は、たんぱく質含有量・価格・製法、いずれにおいてもオススメできるプロテインです。バルクアップを目的にするベテランだけではなく、初心者にもオススメできるプロテインなので、ぜひVALX ホエイプロテインを摂取して効果的なトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

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