フィットネス

クレアチンとクレアチニンの違いとは?クレアチニンについても解説!

日頃からトレーニングをして筋肉量を増やしている方のなかには、健康診断などでクレアチニン値が高い事を指摘された経験のある方も多いと思います。

血液中のクレアチニン値は、腎機能が悪化したときに高くなりやすいため、「クレアチニン値が高い=腎臓に病気がある」と考える方もいるでしょう。しかし、クレアチニン値は腎機能以外の要因で上昇する場合もあります。

また、クレアニチンは、筋肥大に効果を発揮するクレアチンと名前が似ていることから、その違いや関係が気になる方もいるかもしれません。実際に、クレアチニンをよく知るには、まずクレアチンへの理解が不可欠です。

そこで今回は、クレアチンとクレアチニンそれぞれの働きや役割、そしてクレアチンとクレアチニンの違い、相関関係などを解説します。クレアチニン値が上昇する原因にも触れるので、検査値が気になる方はご一読ください。

クレアチンはアミノ酸の一種!

クレアチンは、アミノ酸の一種です。肉や魚などからも摂取できますが、体内でも毎日 1g〜2gほどつくられています。

体内のクレアチンは、ほとんどがリン酸と結合したクレアチンリン酸として筋肉内に貯蔵されています。クレアチンリン酸は、筋肉が収縮するときのエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)の再生に関わり、無酸素運動時のエネルギー供給をスムーズにする働きを持ちます。

体内に十分な量のクレアチンがあると、瞬発力が要求される負荷の高いトレーニングが可能になり、負荷の高いトレーニングを繰り返しおこなう場合でもピーク時のパワーが維持されやすくなります。したがって、トレーニングパフォーマンスを向上させる効果が期待できます。

さらにクレアチンにはたんぱく質の合成を促進して分解を抑える作用、筋肉の発達を妨げるミオスタチンという物質を減らす作用などがあります。以上の理由から、筋肥大を目指す方にクレアチンはオススメの栄養素です。

クレアチンに関するさらに詳しい説明は、以下の記事をご覧ください。

筋トレをするうえで知っておきたいクレアチンとは?クレアチンは、筋肥大を目指す方にとって欠かせないサプリメントの1つです。しかし、食事からも摂取できるため「なぜわざわざサプリメントで摂る...

参考:クレアチンの効果や正しい飲み方とは | 江崎グリコ株式会社

クレアチニンは身体に不必要なもの?

クレアチニンは、クレアチンリン酸がエネルギーを作ったあとにできる物質で、クレアチンの最終代謝物です。わかりやすく言えば老廃物で、身体に必要ないものですが、健康状態を知るうえでは重要な役割を果たします。

クレアチニンは、食事の影響を受けず、毎日ほぼ一定量が生成されます。体内ではほとんど再吸収されず、腎臓でろ過されて尿と一緒に排泄されます。腎臓の機能が悪化するとクレアチニンが排泄されにくくなるため、クレアチニンの血中濃度が高まります。

このように、クレアチニンの値は腎機能の働きで変わってきますが、筋肉量にも関係しています。例えば、若い男性など筋肉量が多い方はクレアチニン値が比較的高く、女性や高齢者など筋肉量が少ない方ではクレアチニン値は低くなります。

その他には、次のような場合も血中クレアチニン値が高くなる事があります。

  • クレアチンサプリメントを摂取しているとき
  • 筋肉を使う運動をいつもより多めにしたとき
  • 発熱したとき
  • 外傷などで筋肉を損傷したとき
  • 脱水を起こしているとき など

サプリメントを服用中の方や筋力トレーニングをしている方は、あらかじめ医師に伝えたうえで検査を受けるようにしましょう。

参考:クレアチンの概要 | Creapure

クレアチンとクレアチニンはまったく違う?!

クレアチンとクレアチニンの役割はまったく異なります。

クレアチンは、身体活動のエネルギー源であるATPの再生に欠かせないアミノ酸です。クレアチンのみで筋肉をつくる事はできませんが、十分な量のクレアチンが体内に存在すれば、筋力トレーニングなどのパフォーマンスアップが期待できるため、筋肉量の増加につながります。

クレアチニンはクレアチンから生まれる老廃物です。毎日ほぼ一定量が作られますが、再吸収されず腎臓でろ過されて排泄されます。そのため、血液中のクレアチニン値が高いときは、腎臓に何らかの障害が起きていると診断される事があり、健康状態を見るうえでは大切な役割を担っていると言えます。

ただし、クレアチニンの血中濃度は筋肉量にも比例するので、クレアチンをサプリメントなどで積極的に摂取していたり、トレーニングをしたりしている場合などにもクレアチニン値は高くなります。

このように、クレアチンとクレアチニンの役割はまったく異なります。

まとめ

クレアチンが体内で代謝されると、最終的にクレアチニンになります。クレアチニンは身体に欠かせないものではありませんが、腎機能に障害があるかないかを調べるのに重要な役割を果たしています。

健康な方はクレアチンの摂取が原因でクレアチニン値が上昇しても、それほど大きな問題になる事はありません。しかし、クレアチンに混ざっている不純物が多いと、腎臓に負担がかかるおそれがあります。クレアチンサプリメントを選ぶ際には、純度にも配慮しましょう。

そこでオススメなのが、VALX クレアチンパウダーです。VALX クレアチンパウダーは、クレアチンモノハイドレート純度99.9%のクレアピュア®を100%使用したサプリメントなので、腎臓への負担を減らせます。

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数25万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 

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