筋トレは高重量でやったほうが良いのか、軽い重量で効かせるほうが良いのか、悩むこともあるかと思います。本記事では、筋肥大に適した重量について徹底解説!
トレーニングの重量
軽い重量だけでも筋肉は発達する?
最近は軽い重量でトレーニングする人が増えてきた。
なぜなら、軽い重量でのトレーニングでも筋肉は十分発達するということが最近になってわかってきたからである。実際に軽い重量でトレーニングをし、そこそこ発達しているというようなトレーニングは多くなっている。
ただ、それだけではやはり良くない。筋肉というものは物理的なストレス、ある程度の高重量を与えて筋肉を壊して行くようなメカニカルなストレスが発達のためには必要になってくる。
”物理的ストレス”と”化学的ストレス”
軽い重量でパンプさせるだけのトレーニングというのは、ケミカルな化学的なストレスを与えることができるのでそれでも確かに発達はする。
しかし、それだけだと化学的なストレスに体が慣れてしまうということがある。なので、物理的な高重量でのトレーニングと化学的な軽い重量でのトレーニングの二つを組み合わせて別々の刺激を与えていくというようにしないと継続的な発達はなかなか見られない。
そしてとても大事なのが、高重量を扱うことにより神経系が発達するということ。この神経系の発達も筋肉の発達にはある程度関係してくる。
なので軽い重量で効かせるだけのトレーニングは、ある程度までは筋肉も発達はするがどこかで頭打ちしてしまうということだ。
刺激を与える重量の変え方
3回に1回は重い重量で行うようにしたほうがいい。
つまり、軽い重量でのトレーニング、中重量でのトレーニング、高重量でのトレーニング、そうしたかたちで3つにわけて、様々な刺激をその時々で変えて行く方が体にとっても新しい刺激となる。
ずっと同じ軽い重量、または重い重量のトレーニングばかりというのは、それ自体が体に慣れてしまいストレスへの適応反応が起こらなくなってしまう。
それが一番いけないことなので、常に新しい刺激を与えるために重量は毎回変えて行く、というようなことが必要になってくる。高重量がいい、軽い重量がいいというような、どちらか一つというのではなくて、その両方を取り入れて行くのが一番大事。
記事監修者 情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル『山本義徳【筋トレプログラム】』を開設。
一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)
【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/
監修者情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下)
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。
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