栄養・食

体脂肪増やしたくないですよね?体脂肪が増えるタイミングと避ける方法を伝授!

https://www.youtube.com/watch?v=ZqhP-zs-YcI&feature=youtu.be

体脂肪、できることなら増やしたくないですよね?よく、寝る前の食事は太ると聞きますが実際はどうなのでしょうか。体脂肪が増えてしまうタイミングについて解説しております!

夜中の食事は太る!?

BMAL1(ビーマルワン)という時計遺伝子についてご存知ですか?BMAL1は夜中に増える遺伝子。

”夜中に増え、脂肪を増やす”。そのため、寝る前に食べるのは良くないと言われてきた。しかし、実際に論文を読むとBMAL1は肝臓の脂肪を増やすという報告があっても体脂肪が増えたかは、あまり論文では触れられていない。

なのでBMAL1が多くなるから寝る前の食事は太りやすい、ということにはあまり根拠はない。

寝る前に食べても平気なのか?

実際に寝る前に食べるとどうなるかというと、実はグリコーゲンの量が関係してくる。

筋肉や肝臓、血中等にグリコーゲンが溜まってくるが、それが少ない状態であれば食べても大丈夫。つまり、夜にトレーニングをしてグリコーゲンを使いきり、その後に食事をしても食べたものはグリコーゲンの回復に使われるため体脂肪の増加の方にはまわっていかない。

逆に、全然トレーニングをせずに朝昼たくさん食べ、グリコーゲンが残った状態で夜もたくさん食べてしまうとグリコーゲンが溢れてしまい、それが体脂肪になってしまう。

これが例えば朝なら、たくさん食べても日中活動している間にグリコーゲンが使われるので体脂肪が増えるということはない。しかし、夜の寝る前は体を動かさないのでグリコーゲンは減っていかずに体脂肪が増えてしまうということになる。

食事は運動の前後がおすすめ

結論、運動をしてグリコーゲンが減っていれば太るということにはならない

色々な研究で、夕食に炭水化物を摂ったほうがむしろ太らないみたいな話もあったりするが、その辺りはその人の体内のグリコーゲンの状態がどうなっているかということが一番大事になってくる。

大切なのはトレーニングをする前と後に糖質を摂り、グリコーゲンがたくさんある状態でトレーニングをすること。なので、トレーニングの近い時間帯で食事を摂りトレーニングから離れたタイミングでは糖質の量を減らすといい。

寝る前に食べれば必ず太るというわけではなく、グリコーゲンが大事である。

記事監修者 情報

山本 義徳(やまもと よしのり)

静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル『山本義徳【筋トレプログラム】』を開設。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)

【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。

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