トレーニング

筋トレあとは湯船に浸かるべき?筋トレとお風呂の関係を山本先生が解説

お風呂に入ることで筋トレ効果に影響はあるのでしょうか?筋トレとお風呂の関係について山本義徳先生が解説しました。

https://www.youtube.com/watch?v=COBPUy7FF_4

運動後は温める?冷やす?

よく運動後冷やすアイシングをした方が良い、と言われることがあります。怪我をしたりピッチャーが頑張って投げて炎症を起こすというレベルであれば確かにアイシングをした方が良いです。アイシングで炎症を抑えて回復が早まることが論文でも示されています

炎症が起きるレベルではなく一般的なトレーニング後にはどうすれば良いのかと言うと、むしろ筋肉は温めた方が発達させやすいということが分かってきています。

筋肉を温めることによって、HSP ヒートショックプロテインというものが筋肉の中に増えてきて、筋肉の発達を増やしてくれるという事が分かってきています。トレーニングが終わった後は暖かいお風呂に入った方が発達が促進されるという可能性があるのです。

温冷交代浴

熱いお風呂と冷たいお風呂に交互に入る、温冷交代浴も野球のピッチャーの間でも行われています。筋肉を発達させる場合と、回復を促進させる場合でまた少し違ってくるのですが、筋肉を発達させたいのならトレーニング後に暖かいお風呂に入る。それとは別に、筋肉に炎症が起こり回復を重視したい場合は暖かいお風呂と冷たいお風呂に交代で入るのが有効になってきます。

その人によって何が効果的なのかは変わりますが、温冷交代浴の代わりに暖かいお風呂と冷たいシャワーでも効果はあります。

筋肉の発達を重視したいという方が大半かと思います。したがって、一般的にはトレーニング後に暖かいお風呂に入るのは有効だと言えますのでぜひお試しください。

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。

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