ダイエット

ダイエットに果物はよくない?山本義徳先生が解説

ヘルシーなイメージをもたれることの多い果物はダイエットには有効なのでしょうか?意外な事実を山本義徳先生が解説します。

https://www.youtube.com/watch?v=934opC72bng

果物は太らない はウソ。

野菜や果物であればいくら食べても太りません。と考える人もいると思いますが果物は食べすぎると当然太ってしまいます

なぜなら果物の成分はほとんどが、果糖 ブドウ糖 砂糖だからです。結局は糖分なのですが口当たりが良いのでつい食べすぎてしまいます。

ご飯であればしっかりと噛んで食べるのでゆっくりと血糖値が上がりますが、果物はあまり噛まずに食べるので一気に食べると身体に良く無い働きをもたらすことになります。

果糖が脂肪になりやすい

果物に含まれる果糖は体内でとても中性脂肪に変わりやすいのです。

ご飯などのデンプン質の場合、糖質がエネルギーに変わる段階でフィードバックが起こります。ブドウ糖がだんだん多くなってくると、エネルギーの産生経路がストップします。果物の果糖の場合はそのようなストップフィードバックがかかりません。

果物を食べすぎると、どんどんアセチルCoAというものが出来てしまいます。それが中性脂肪を増やしてしまうということがあります。中性脂肪が多い人が果物を辞めるだけで中性脂肪の量が普通に戻るかもしれません。

どうしても食べるなら?

果物と言ってもいろいろあり、グリセミックス・インデックスが低く果糖の多いものであれば血糖値をあまりあげることはありません。血糖値は上がりませんが、果糖はアセチルCoAを増やしてしまいます。

なので果物ではできるだけブドウ糖の多いものを選ぶと良いです。ブドウはブドウ糖が多いです。ブドウ糖という言葉はブドウからきています。

ブドウは果糖が少なく、ブドウ糖が多いので比較的その意味では太りにくいかもしれません。しかし当然食べすぎてしまうと多くのカロリーを摂ってしまいダイエットへは向かないということになりますので、デザートに楽しむくらいにとどめて食べすぎには気をつけましょう

記事監修者 情報

山本 義徳(やまもと よしのり)

静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル『山本義徳【筋トレプログラム】』を開設。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)

【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。

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